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遺伝子も口臭の原因になりうる?

2018年03月29日

Nature Geneticsという科学誌に、遺伝子も口臭の原因になりうる可能性を示唆した論文が掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s41588-017-0006-7
この「ヒトの新規メタンチオールオキシダーゼをコードするSELENBP1の変異は口腔外由来口臭を引き起こす」というタイトルの論文によると、セレン結合タンパク質1(SELENBP1)という遺伝子に変異があると、臭いの原因物質の一つであるメタンチオールが体内で分解されにくくなるということです。
この論文で、オランダのラドバウド大学を中心とした研究グループは、SELENBP1の変異による先天性代謝異常が口臭症の原因となりうると結論づけていますが、このことは私にとって非常に驚きでした。
これまで「口臭は遺伝するの?」という質問に対しては、「直接的に遺伝が関与するものではありません」というスタンスでしたが再考の必要がありそうです。今後の研究の進行についても注視したいと思います。
この遺伝子変異の可能性は9万人に1人程度とのこと。
やはり基本的に口臭については歯垢などの汚れや虫歯、歯周病などお口の問題点を先にチェックした方が良いでしょう。
現状でこの遺伝子変異を歯科医院で検査することは難しいのですが、将来的に口臭治療の一助になることも期待されます。

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