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健康診断と医療費の関係 (2014秋季歯周病学会 その2)

2014年11月04日

先月の歯周病学会で印象に残った講演を少しご紹介します。

デンソーという会社の健康保険組合から、過去20年間に渡る従業員の健康診断と医療費の関係についての報告がありました。
従業員数8万人に対して20年の追跡調査というのはすごいと思いますが、
その結果、検診時のリスクによって10年、20年後の医療費が大きく変わるということがわかりました。

例えば、BMIが25以上の肥満の人では、それ以下の人に比べて10年後の医療費は2倍、さらに高血圧だと4倍になることや、
1日21本以上の喫煙者では非喫煙者に比べ入院率が14.3倍、入院医療費が32.5倍にもなることも示されました。

また、歯科との関連では、従業員7万人に対して15年間調査したところ、
歯周疾患のある人は、そうでない人に比べて歯科以外も含めた総医療費が17%高くなり、
糖尿病の併発率も1.5倍になることが判明しました。

さらにデンソーではこのような調査だけにとどまらず、口腔ケアを含めた健康保険指導も行っています。
すると、定期的な口腔ケアを受けたグループによっては総医療費が23%低減し、
逆に口腔ケアをあまり積極的に行わなかった場合、総医療費が24%も増加したグループがあったそうです。

このような「医療費」という観点から見ても、私たちの健康を長期的に考える上では健康診断や保健指導、
疾患の予防処置ということが非常に重要なポイントであることがわかります。

現在の健康状態に何の異常も感じていない人が10年後の自分の体調を想像するというのは難しいことかもしれませんが、
私も日常の診療の中でこのような調査結果もあることをお伝えし、
もっと予防の重要性を知ってもらえるようにしたいと思います。

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