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ツイッターと心臓病
2015年02月27日
ペンシルベニア大学で非常に興味深い研究が行われました。
※ペンシルベニア大学 Penn Newsを詳しく見る
ツイッター上のツイートを解析することによって心臓疾患での死亡率リスクが高い地域を予測しようというものです。
アメリカ国内の1,347郡で発信された総数1億4,800万回のツイート中から心疾患に影響すると思われる怒りなどのネガティブな感情や、ストレス、睡眠不足を示唆する内容のツイートをピックアップして年齢別死亡率の予測図を作成したところ、CDC(米疾病管理予防センター)の報告とみごとに一致しました。
怒っている人が多い地域ほど死亡率が高い、ということも言えるでしょうか。
※図はPenn Newsより
日本国内でも自然災害に対する防災にツイッターが利用できないかという研究があるようですが、まさかこのような形で医療もツイッターと結びつくとは思ってもいませんでした。
もちろんこの結果には驚きましたが、これだけ正確な結果が出るということは人々へのツイッター浸透率が相当高いということも示しているのではないかと思われ、個人的にはそちらの方もびっくりという気がします。
論文はPsychological Science誌に掲載されています。
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