原井デンタルオフィス原井デンタルオフィスは世田谷区三軒茶屋駅に近い歯科(歯医者)です。歯周病、小児歯科、入れ歯、インプラント、審美歯科などお気軽にご相談ください。

  • ホーム
  • ご挨拶
  • スタッフ紹介
  • 歯周病
  • 審美歯科
  • 予防歯科
  • 一般歯科
  • 小児歯科
  • 治療費
  • 施設紹介
  • 論文・学会発表
  • ブログ
  • ご案内
  • お問い合わせ
  • Home
  • 休診日カレンダー
    tel
  • 診療科目:歯科、小児歯科、歯科口腔外科、インプラント、予防歯科

ブログ

プロバイオティクス

2013年11月01日

日曜日に動物病院へ行ってきました。

わが家のバーニーズの体調が悪く、検査のための受診です。

その際、待合室に置かれた「お口の雑菌は、全身の問題です。」と書かれたパンフレットに気がつきました。

なんと、ペットの口腔内用プロバイオティクスのパンフレットだったのです。ペット用のタブレットがあるというのは初めて知りました。

 

プロバイオティクスは、生体に良いとされる善玉菌を補給し、腸内常在菌のバランスを整えることによって健康状態を保つことを目的としています。

 

口腔内にも多種多様な細菌が常在していますが、人によって菌種の構成や量は異なります。

近年、腸内と同様に口腔内にもプロバイオティクスが用いられるようになり、ラクトバチルス・サリバリウスや、ラクトバチルス・ロイテリという乳酸菌をプロバイオティクスとしたタブレットも製品化されています。

これらを摂取することで歯周病菌等の悪玉菌を減らそうというものです。

 

一般的に細菌感染に対しては抗生剤(抗菌剤)が用いられますが、その欠点として、体内の善玉菌までも一緒に減らしてしまうことや、長期使用による耐性菌の出現リスクなどがあります。

感染治療ではなく、体内の細菌叢を改善するという目的であれば、

より体に優しいアプローチとしてプロバイオティクスは良い選択だと思います。

 

ところで、人獣共通感染症(ズーノーシス)という言葉をご存知でしょうか?

文字通り、人と他の動物に共通して起こる感染症のことで、実は歯周病も犬と人の間における人獣共通感染症である可能性が示唆されています。

(「人獣共通感染症としての犬歯周病に関する研究」

http://kaken.nii.ac.jp/d/p/23658256.ja.html)

 

歯周病細菌のリスクは、生活を共にする家族間で似た傾向にあります。

そのため、時には家族全員に対する歯周病処置を考慮しなければならないケースもありますが、ペットの犬と密接な生活をおくっている方は、さらに犬を含めた歯周病治療が必須ということになるかもしれません。

 

[世田谷区三軒茶屋の歯医者なら『原井デンタルオフィス』]

最近のブログ一覧

CT
書籍刊行しました
第62回春季日本歯周病学会
過剰治療 オーバートリートメント
2018年秋季日本歯周病学会
歯周病菌と大腸がん
歯周病学会で発表してきました 
2018年 第18回日本抗加齢医学会
遺伝子も口臭の原因になりうる?
歯周組織再生剤リグロス(FGF-2)

アーカイブ

2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
▲ページ先頭へ
原井デンタルオフィス 東京都世田谷区三軒茶屋2-20-17 1F  03-5433-7220
|ホーム|ご挨拶| スタッフ紹介|歯周病| 審美歯科|予防歯科|一般歯科|小児歯科|治療費|施設紹介|ご案内|お問い合わせ|ENGLISH|カレンダー|
Copyright (C) Harai Dental Office, All rights reserved.