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チャンプ
2013年06月13日
前回、アンジェリーナ・ジョリーについて取り上げましたが、
今回は彼女のお父さんのことを少し。
お父さんとは、そうです、かの名優ジョン・ヴォイトです。
彼は「帰郷」という映画でアカデミー主演男優賞を受賞していますが、
彼が出演した作品中で私が最も強く印象に残っているのは「チャンプ」です。
1979年の映画ですので、私は13歳、ちょうど中学生でした。
ファールプレイという映画と2本立ての上映だったように記憶しています。
札幌の狸小路にあった小さな映画館です。
今ではあまり見かけませんが、当時は2本立て上映という映画館がけっこうありました。
肝心の「チャンプ」ですが、
荒れた生活をおくっている元ボクシングチャンピオンの父が、息子のために再起をかけて立ち上がるという筋書きです。
まあ、シンプルな内容ですが、中学生の私には響きました。
とにかく、子役のリッキー・シュローダーの演技がすごい!
もちろん、ヴォイトも。
ラストには泣かされました。(詳細は是非ご覧下さい。)
友達と映画館へ見に行っていたので、涙を拭うのを気づかれたくないと思った記憶があります。
初めて涙した映画です。
当時は子供の視点であの映画を見ていましたが、あれから30数年が経ち、
2人の子供の親となった今見ると、おそらく父親のチャンプからの視点で見てしまうでしょう。
そう考えるとあのラストシーンは、以前よりも今の方が悲しく感じるかもしれません。
子供と一緒に見たいとも思いますが、ちょっと勇気がいります。
たぶん、また泣いてしまうので、、、。
[世田谷区三軒茶屋の歯医者なら『原井デンタルオフィス』]
アンジーの選択
2013年06月10日
先日、米女優のアンジェリーナ・ジョリーが、乳癌予防として両乳房の摘出手術を受けたという報道がありました。
ニューヨークタイムズ紙を通して彼女自身が発表したものです。
http://www.nytimes.com/2013/05/14/opinion/my-medical-choice.html?_r=2&
多くのメディアで取り上げられましたので、ご存知の方は多いと思います。
私も以前からそのような処置があるというのは知っていましたが、やはり女優である彼女がそのような決断を下し、
公表したということに少なからず驚かされました。
とても勇気のある強い人です。
BRCA1という遺伝子の変異があると、87%の確率で乳癌リスクがあり、
予防的手術によって5%に低下させることができるということです。
このような数字を提示されると、予防的手術無しではいつ癌になるかという不安が常につきまとってしまいます。
しかし、実際の発症リスクは個人によって差があり、
短期的な検診により早期発見による対応の方が有益であるという意見もあります。
ここで必要なことは、そのリスクに向き合い、その人にとって最善の選択をするための十分な情報の提供であると思います。
現在の時点で摘出以外に効果的な予防方法が無いとしても、今後、切除以外の疾病リスク低減方法の研究、臨床導入を
早急に進めることが重要であることは言うまでもありません。
歯科においては、歯周病が狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病など全身的疾患のリスク因子であることがわかってきています。
そのようなことから、予め歯を抜いてしまうという選択もあるのでしょうか?
まだ健康な歯を予防的に抜歯する、ということは、歯科医師としても悲しいことです。
このニュースを知って、あらためて予防医療の難しさと重要性を実感しました。
今医療に求められていることの一つは“予防処置の選択肢を増やすこと”だと思います。
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犬も大切な口腔衛生
2013年05月16日
先日、我が家の愛犬を歯石取りに連れて行きました。
以前から歯石がついているのが気になっていましたが、
どうやっても自宅では無理なので、
近所の動物病院でお願いすることにしました。
全身麻酔です!
終わって迎えに行った時には目が真っ赤でよだれもダラダラ、、、。
麻酔がけっこうなストレスだったようです。
でも、口腔内はスッキリ。
何となく黄色味がかった歯も真っ白になりました。
犬でも歯が白くなるのを見るのはうれしいですね。
日頃から皆様にはお口のメインテナンスの重要性についてお話していますが、
それは犬も同じでした。
歯周病で、歯石を取っている時に歯が抜けてしまうワンちゃんもいるそうです。
歯の汚れとりシートと、食べることで歯の表面の汚れが取れるというドッグフードを買って帰りました。
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診療日変更のお知らせ
2013年05月09日
5月30日(木)は通常の診療、
5月31日(金)は日本歯周病学会出席のため休診とさせていただきます。
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5月7日で開院1年です!
2013年05月07日
原井デンタルオフィスが開院してから今日でちょうど1年が経ちました。
さまざまな方に支えられていることを日々実感しています。
皆様本当にありがとうございます。
開院の準備期間は少し長いようにも感じましたが、
実際に診療が始まってからは、あっという間の1年でした。
来院された患者様の期待に応えた診療をしてこられたのか?
私は今改めてこの1年を振り返っています。
虫歯や歯周病の治療のみならず、皆様のお口の健康を長期にわたって維持、管理していく、かかりつけ医として、
今後も更なる技術と知識の習得、医療サービスの提供に励んでいきたいと思います。
期待していて下さい。
診療体制の充実を計り、北海道大学歯学部の後輩の玉木郁絵先生が、
本日より週2日、当医院の診療スタッフに加わることになりました。
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ごあいさつ
2013年04月15日
こんにちは、院長の原井です。
以前、ある医療経営コンサルタントが
「歯医者のブログなんて誰が読むんですか?そんなものを読む患者さんなんてほとんどいません。」
と言っていました。
実は私自身もそう思っていました。
しかし一方で、
「自分が治療を受ける歯医者がどんな人なのか、その人物をよく知りたくてブログを読む」
という声も耳にします。
では、今自分が患者だったらどうだろう?
あらためて私も患者としての立場になって自らに問い直してみました。
少しでも主治医の人間性を知った上で治療を受けたい、そのためだったら主治医が書いたものがあれば読んでみたい、
というのが私の気持ちでした。
患者としての私は、担当医には自分の背景にあるものを含めた一人の人として対峙してほしいと思っていて、
それは相手に対する情報が一方通行では成り立たず、こちら側も人としての担当医を知らなければ、
ともすると診療が上下関係という歪な形になってしまうと思いました。
しかし、現実には限られた診療時間でそのようなコミュニケーションをとることはなかなか難しいものです。
あくまでもブログはドクターを知るための一つの手段にすぎません。
でも、もしこれが私という人間を知っていただき、
診療を受ける時に患者さまに安心感を持っていただける一助になるのであれば書く意味はあると思います。
少し堅めの内容になりましたが、今後歯のことに限らず私の身の回りのいろいろな話題を書いていきたいと思います。
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